【肘指圧×足裏】が最高に相性が良い理由。

足裏は筋肉の凝りやリンパの流れが悪くなると老廃物が溜まりやすい場所であり、
身体の不調を示すサインとなります。
セルフケアでもさわれる部分ではありますが、他者からしてもらうとその刺激の良さは
また格段に上がります。
それではなぜ肘で『圧(お)す』のが足裏に良いのか?解説いたします。
目次
- ○ 足裏にある「反射区」とは?
- ○ 肘指圧と足裏の相性が良い理由
- ・肘の強度と角度により細やかな力加減ができるから
- ・うつ伏せの状態で圧が深く入るから
- ・ふくらはぎとあわせて効率良く刺激が入るから
- ○ 足裏がほぐれる事による身体の変化
- ・循環が良くなり代謝UP
- ・体幹が安定し姿勢が良くなる
- ○ 最後に
足裏にある「反射区」とは?
『リフレクソロジー』という言葉をご存知でしょうか?
「リフレックス(Reflex)=反射」と「ロジー(logo)=学、論理」
を組み合わせて生まれた「反射学」のことを指します。
この考えに基づくと、
足裏には全身の臓器や器官が反射投影されている=反射区がある
という事になり、それらの箇所にある神経に刺激を与えて身体の部位に反射的に反応を起こします。
肘指圧と足裏の相性が良い理由
施術をする際に、老若男女問わず〝一番気持ちが良い〟と感想を頂く箇所は、足裏が圧倒的に多いです。
そもそも「指圧」とは、手のひらと指で行う手法の事を言いますが、
当サロンでは足裏に関しては肘で圧します。
肘圧がなぜ足裏によく効くのか理由を記載します。
肘の強度と角度により細やかな力加減ができるから
肘は3本の骨が互いに接触して構成されています。
足裏を圧す際はこの肘の場所と置く角度により、ほぐす箇所が面か点かを自在に操作します。
また、施術者の体重のかけ具合で力加減の微調整が可能です。
うつ伏せの状態で圧が深く入るから
大抵の足ツボマッサージなどは、座った状態、もしくはベッドで仰向けになって受ける場合が多いです。
肘で圧す場合は、うつ伏せの状態で行います。
指圧には
垂直圧・持続・集中 という三原則があり、
うつ伏せでは上から下という重力に逆らわない方向で圧せる為、無駄に力を入れる事なく有効な圧が足裏にかかります。
ふくらはぎとあわせて効率良く刺激が入るから
上記のうつ伏せで足裏をほぐす場合のもう一つのメリットは、
ふくらはぎもあわせて指圧できる事にあります。
ふくらはぎはポンプの様な役目があり、ほぐれることで足に溜まった老廃物や血液の流れを良くします。
ふくらはぎ→足裏 の流れで刺激すると不要な老廃物の排出が促され足が軽くなります。
足裏がほぐれる事による身体の変化
全身の縮図場所ともいえる足裏は、多くの末梢神経(情報伝達・体温や血圧、内臓の機能を調整する神経)
が集まっており、ほぐす事で体調管理または病気の予防にも繋がります。
どのような良い変化が起こるのか記載いたします。
循環が良くなり代謝UP
心臓から一番離れている足裏とポンプの役割をするふくらはぎをもみほぐす事で、
血液やリンパ液なども含めた体内水分の流れが良くなり、血行不良が改善されます。
体内の代謝も良くなるので、老廃物の排出増加、むくみや便秘解消にも繋がります。
体幹が安定し姿勢が良くなる
足裏をほぐすと反射区を通じて全身の筋膜が緩みやすくなります。
その結果、背筋が自然と伸びる様になるので体幹が安定し、
腰痛の予防・改善、膝への負担軽減、転倒予防
といった筋肉や関節にも良い作用を及ぼします。
最後に
冒頭でも述べた様に、足裏はセルフケアで毎日マッサージができる場所です。
継続してご自身の親指等で押さえたりもんだりするだけでも効果はあると思います。
それも踏まえた上で他者による施術を受ける事をおすすめする最大の理由は、
リラックス感・多幸感・安心感
を感じれるからです。
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