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40代男性、その肩こり甘く見てませんか?更年期障害が原因かも

男性にも「更年期障害」はあります。

40〜50歳代に何らかの理由で男性ホルモンの分泌が急に低下すると、自律神経が乱れて

高血圧、睡眠障害、性欲減退 などの症状が出やすくなります。

男性の肩こりにおいても、このようなホルモンバランスの乱れが原因となる事がありますが、

逆に言うとその場合は、ホルモン分泌を促す習慣づけによって改善や予防が可能になります。

今回は、そんな男性ホルモン=“テストステロン”に着目して、更年期障害による肩こりの対処法をご紹介いたします。

目次

40代男性の体質変化とは

老化現象のひとつとして代表的な『筋肉量の低下』は40代が境目と言われており、
これに伴って基礎代謝量も下がります。

摂取エネルギー>消費エネルギー の状態が続くことで体重が増えると、
俗に言う「中年太り」となり、健康を害してしまいます。

ホルモンバランスの他にも体質変化のキーワードとなる「酸化」「糖化」について解説いたします。

40代男性に起こる「酸化」

呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が他の分子と結びついて
「活性酸素」となり、免疫機能として働きます。
しかし一方で、この活性酸素が処理しきれず過剰に蓄積されると、
細胞を傷つけ体を錆びさせる=「酸化」の状態となります。

40代男性におこる「糖化」

たんぱく質や脂質が糖と結びつくことを「糖化」と言います。
運動不足や睡眠不足によって摂取した糖分が消費されないとこの生成が促され、
肩こりや腰痛だけではなく、糖尿病や高血圧といったさまざまな疾患の原因にもなります。

40代男性とホルモンの関係性

男性の更年期障害は、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群) とも呼ばれています。

女性は閉経に伴って発症しますが、男性の場合は仕事や家庭内での環境の変化やストレスによって、
テストステロンの分泌を抑えられ、自律神経を乱してしまいます。

テストステロンの役割

テストステロンは、男性の肉体と精神の重要な部分に働きかける代表的な男性ホルモンです。

・筋肉や骨格の成長促進
・性機能の正常化
・行動力や判断力の向上


という役割を軸に、男性の日常性・社会性にも大きく影響を及ぼしています。

40代男性は筋トレをすべき

加齢によってテストステロンの分泌量が減少するのは自然なことではあるものの、
身体の不調はできるだけ起きてほしくない、と誰しもが思っています。

女性の更年期障害の対処法と同様に、ストレスを溜めない、睡眠を取る、
なども大事ではありますが、特に男性の場合で効果的なのは筋肉トレーニング=筋トレです。
その理由を説明いたします。

筋トレとテストステロンの関係性

「筋肥大」という言葉があります。

これは、筋トレで切れた筋繊維が修復する際に筋肉が肥大することです。

この時にテストステロンの分泌も促される為、筋肉量が増加することで、

・運動能力の向上
・外部からの衝撃の吸収
・基礎代謝アップ
・血液循環の改善

といった肉体的なパフォーマンスが高くなります。

また、筋肉がつくことで自然と姿勢も矯正され、日常生活においても肩こりをはじめとする
さまざまな不調の改善及び予防へと繋がっていきます。

筋トレの精神的なメリット

筋トレは前述した肉体的なメリットの他、精神面においても

・ストレスの発散
・忍耐力がつく
・ポジティブになる
・自信がつく
・余裕が生まれる
・頭が爽快になる
・記憶力、集中力の向上

など、大きな影響を与えます。

まとめ

40代男性の肩こりの原因となりうる“男性の更年期障害”

それに関わる体質の変化とホルモンの関係性、対処法として筋トレを勧める理由を解説いたしました。

痛みやだるさがあると、どうしても身体を動かすことに抵抗を感じることが少なくない方もいらっしゃると思います。

でも、5分、10分の筋トレや運動の継続が、やがて大きな柱となってご自身の身体を支えてくれるものにはなり得ます。


日々の生活の向上となる有益な情報を取り入れて、可能な範囲でご活用ください。

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