実は”冷え症”にも効果的って知ってた?足つぼマッサージを受けるメリットとは。

あなたはこれまでに足つぼマッサージを体験したことがありますか?
足裏やふくらはぎがだるい、つる、硬くて痛い…そういう症状をお持ちの方は、
末端が冷えていることがとても多く、腰痛や肩こりにも悩まれています。
特に女性の場合であれば、足先が温まることで生理痛や更年期症状の緩和につながるとされており、巷では「温活」という言葉も徐々に浸透しているようです。
今回は「足元をあたためると治る」という視点で解説いたします。
目次
- ○ 冷え症と食事の因果関係
- ・食べ物と思考の関係性
- ・体験談:過食症と不眠
- ○ マッサージと食事日記で冷え性改善に至った実例
- ・痛みの発生原因を知る
- ・足つぼマッサージからの発見『自分カルテ』を作ってみる
- ○ 冷え症改善には『あたたまる情報』を取り入れるべき
- ・恐怖がからだを冷やし、硬くする
- ○ 最後に
冷え症と食事の因果関係
「昨日は何を食べましたか?」 「食事は楽しくとれていますか?」
と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
何をどんな状態でからだに取り入れているかで体調は良くも悪くも変わっていきます。
食べ物と思考の関係性
嫌いな物を好んで食べる…ということがない、言い換えればわたしたちは美味しいと感じるものを
意識的に選んで食しています。
ただ、何かしらのストレスや不安を感じた時の食事のあり方はどうでしょうか。
食欲が減退する、または反対に増進して過剰になる
特に後者の場合であれば栄養が偏る可能性があります。
その栄養とはズバリ「糖質」です。
体験談:過食症と不眠
わたしは10代の頃、毎日運動(陸上競技)に明け暮れていて、偏った認識でからだを動かし、
栄養面もコントロールしていました。
その結果、生理が止まった時期がありました。
20代になってその時の反動が過食となって現れ、今よりも約20kg程体重が増えたことが
あります。
マイナス思考で眠れない
↓
不安を紛らわすために食べる
↓
お腹が満たされて頭がぼーっとする
↓
次第に眠気が来て眠れる
↓
朝起きて後悔する、また不安になる
の悪循環で過剰な程糖質を摂り、からだは日に日に重く冷たくなっていきました。
マッサージと食事日記で冷え性改善に至った実例
指圧や鍼灸の仕事を始めて間もない頃に起こったからだの異変。
結果としてその出来事が今の健康な状態へ導いてくれるきっかけとなりました。
私見ではありますがその一例をお話いたします。
痛みの発生原因を知る
とある日の深夜、ふくらはぎに激痛が走って飛び起きたことがありました。
こむら返りという筋肉の急激な痙攣です。
症状がひどく、まともに歩くこともできませんでした。
数日かけて治りはしたものの、「あの痛みだけはもう味わいたくない」という意識がはたらき、
どうしたらいいのかと調べるようになりました。
一般的な原因としては
・冷えによる血行不良
・筋肉疲労
・水分・ミネラル不足
・加齢
などがあげられます。
当時、自分の足裏〜ふくらはぎを触ってみると、とても冷たい・硬い・痛い状態でした。
他者のからだに触れる以前に自分自身のケアができていなかったことに気づき、
情けなさと恥ずかしさを痛感しました。
その日以降、入浴後にクリームをつけて足裏〜太もも全体をマッサージすることが日課となっています。
足つぼマッサージからの発見『自分カルテ』を作ってみる
自己への「手当て」を施し、触れていくと、体調の変化に敏感になるようになりました。
からだが軽い・重い・動きのキレが良い・イマイチ
そういう感覚を得られたものの、中々状態が安定しない…
その時に思いついたのが「可視化する=食事日記をつけてみる」ことでした。
カロリーや量などは気にせず、ただ品目のみを書く。
そしてその日の気分(喜怒哀楽)も付け加えておく。
そのように可視化してみてわかったのは、
食べなければいけない のではなく 食べなくても良いんだ
ということです。
特に糖質は麻薬のようなものであると体感していたこともあり、
回数や量を減らすことで冷えやむくみが治まりやすくなり、気持ちの面でも
次第に安定していきました。
20代の頃に『多嚢胞性卵巣症候群』と診断されていた状態も今ではすっかり
改善しています。
冷え症改善には『あたたまる情報』を取り入れるべき
精神が不安定な時、人のからだ、特に体温は顕著にあらわれます。
男性も含め、現代の人々に冷え性が多いといわれるのはなぜでしょうか。
恐怖がからだを冷やし、硬くする
この約1年半程の疾病騒ぎで毎日見聞きするのは連日の感染者数や重傷者、死者の数。
生死に関わる出来事が恐怖や不安を煽るかたちで起こった時、わたしたちの脳は思考が停止します。
そうなるとますます恐怖心が掻き立てられ、想像以上に心身への負担(ストレス)がかかってしまいます。
故に「冷えは万病の元」という言葉があるように、現在は冷える・からだが硬くなりやすい状況であるといえます。
そうならない為の情報の取捨選択も大事な体調管理の一環ではないでしょうか。
最後に
今回は実体験と織り交ぜて、冷え性が治ることで起こるこころとからだの変化を
解説いたしました。
定期的に施術に来られる方々は、ご自身のからだの変化を丁寧にお話してくださいます。
良い時も悪い時もご自身への施しを続けることで必ず兆しが見えて来ます。
”病は気から”
気も足元も温めてからだに還元してみてはいかがでしょうか。
是非この記事を参考にして頂けると嬉しく思います。