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指圧を検討してる方必見!受けるなら全身施術を選択すべきその理由とは?


指圧をしていると、「あれ、そんなところが痛い箇所にひびくんだ」と言われることがあります。
痛みやだるさを感じる箇所に意識が向くのは当然のこと。
ただ、その症状の原因がもし他の箇所にあるとしたら、知りたいと思いませんか?
『施術を受ける際には局所(部分的)ではなく全身で!』とおすすめしたい理由を解説いたします。

目次

指圧による全身施術を受ける理由

仮にあなたが今腰が辛いと感じているとします。

その時に肩周辺を圧すと腰の痛い箇所にジンジンひびいて症状がラクになりました。

「なぜ?」と疑問に思いませんか?

そこにはご自身のからだが良くなる発見がいくつもあります。

指圧の基盤:東洋医学の『本治』と『標治』

指圧はもとより、鍼灸での施術においても治療の方針は大きく分けて2つあります。

本治・・・「原因」を知りからだ全体を調整する根治療法

標治・・・「症状」のでている局所に直接施す対処療法



症状(急性か慢性か)や痛みの度合いでどちらに重点を置くか変わる場合もあります。

状況に応じてカメラのレンズの様にピントを合わせ、総合的な治療効果を高めます。

指圧・鍼灸で用いる経絡と経穴(つぼ)

「つぼ」はみなさんよくご存知かと思います。

言うならばつぼは「点」です。その点が存在する箇所が、経絡とよばれる体内の「通路」です。

その通路には気や血液が常にぐるぐると流れて循環しています。

この他にも筋組織が損傷した際の「阿是穴(あぜけつ)」とよばれる反応点も存在します。

つぼや反応点は体内の不調が体表にでている箇所であり、
どの箇所がどの様に硬い・痛い・だるい のか等をふまえた上で、
指圧においては点(指)で圧すのか面(手のひら)で圧すのか手法を組み合わせます。

内臓からの訴え

体内の不調が表れる原因は筋肉や神経だけではありません。

内臓に異変がおこった際にも、痛みやコリとなって体表にでてくることもあります。

これらは「関連痛」とよばれ、例えば肝臓が悪いと右肩が異様に硬くなったり、
心臓に異常があると左肩〜背中にかけて痛みがおこることもあります。


このようにからだはあらゆるところで繋がっており、好・不調の状態を教えてくれています。

指圧の全身施術により身体の状態がわかる

日常生活において、目の前の人を見た時に
〝猫背になっているな〟 〝膝が痛そうだな〟 等と思う場面があるかと思います。

そういう他者を見る目線でご自身のからだを見つめたことはありますか?

この機会に普段の生活習慣を振り返ってみましょう。

職業と姿勢

仕事をされている方、専業主婦の方、子育てをされている方、ご年配の方 等々、
一日の活動量は個人差があります。

あなたはどういった動作や姿勢を多くとっているでしょうか。

・手をよく使う

・立ち仕事

・足をよく組む

・腰を曲げる動作が多い

・PCを見る時間が長い

・おんぶや抱っこをよくする

・片方側で荷物を持つクセがある

・長時間運転する

・座りっぱなし


上記以外にも〝そういえば気がつくとなっている姿勢〟が思い当たるのではないでしょうか。

指圧やマッサージを取り入れて体内通路をスムーズに

例えばデスクワークの仕事をされている方は、目の疲れや肩こり、腰痛等の症状を
訴える場合が多いです。

実際に触れてみるとそれらの部位の他に、腕や手のひらがよく張っています。

ですので、原因のひとつとされるであろう腕まわりを入念に施術すると、
それだけで肩〜背中にかけての筋肉が緩みやすくなります。

肉体労働等で腰を曲げる動作が多いことによる腰痛の方は、併せて殿部や太ももの裏側、
足裏が張って硬くなっています。

それら関連しているところも丁寧に施すことで姿勢も良くなり、痛みを予防する一因にも
なり得ます。


一見すると痛みや辛いところの症状が改善されれば良いと思いがちになるかもしれません。

ですが、元となるもしくは関連性の強い箇所へのアプローチは、
結果としてより良い状態へ導く近道となるのです。

最後に

何かしらの不調を感じると、本来持っている能力や魅力が発揮されにくい状態になります。

だからそういう時にこそ、誰よりもご自身を癒し、労る時間を作って頂きたいと思います。

指圧やマッサージは現在から未来への自分自身への投資です。

体感することでご自身のからだをまた違った角度から見つめ、
価値を高めることができるはずです。

この記事に触れてピンとくる機会があればどうぞご活用ください。


読んで頂きありがとうございました。

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